日記
生きることは、手入れすること。刺し子と「IKEA効果」で気づいた、日常を慈しむ技術。
2026 / 02 / 24 18:25
最近ハマってる「刺し子」で作った「ランチョマット」。
コツコツと数時間を捧げて作ったからか、それなりに「愛着」が湧いて、「汚したくない」なんて衝動に駆られたりもしたけれど。
でもやっぱり、「自分で作った質素な料理」をその上にのせると、いつもの食事に「愛しみ」が加算されるんです。
これ、心理学では「IKEA効果」といって、「手間をかけたもの」ほど「価値を高く」感じる心理現象なんですね。
(2011年にハーバードの教授が発表した理論で、その名のとおり、家具メーカー「IKEA」のように、「自分で組み立てる」という「プロセス」が愛着を湧かせる‥ってやつ。)
「IKEA効果」のおもしろいところは、家具が「完成しなかった場合」「難しすぎて失敗した場合」には、発生しないところです(笑)
素人が作った「不器用なランチョマット」も、「時間」と「労力」をかけた分だけ、愛着が湧き「唯一無二のランチョマット」になるのですね。
まあでも、やっぱりランチョマットは汚れるのですが(笑)
その時は、バケツに張ったぬるま湯に、洗剤を入れて、優しく洗い、三度すすぎ、乾かして、アイロンでシワを伸ばし、糸がほつれていたら補強する。
その瞬間の、なんとも言えない「癒し」。
そうやって手をかけ続けて、そのうち汚れが落ちなくなって、「いい感じの味」が染み込んだ布になり。最後は「キッチンのふきん」として、その命を全うする場にお迎えするのでしょう。
「モノ」も「ヒト」も、そのプロセスごと「慈しむ」ことができる人は、誰よりも「幸福度」が高いのやもしれませぬ。

