足裏吉田

日記

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アイザック・アシモフ「ファウンデーション」

2026 / 05 / 23  20:53
ファウンデーション

地元の名物パン、羊羹パン。

 

アイザック・アシモフの「ファウンデーション」の第一章を読んだ!

 

内容を忘れないように、なんとなくの内容と感想を書き残してみる。

 

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第一章:心理歴史学者 

 

惑星「シンナックス」という田舎からやってきた「ガール・ドーニック」は、数学の博士号を持つ男だ。

 

偉大な心理歴史学者の「ハリ・セルダン」に招待され、銀河の中心にある惑星「トランター(銀河帝国政府機関がある都会)」にやって来る。

 

惑星トランターは、食料や生活必需品を外の世界に依存している。皇帝も住んでいる。その他住民もみんな「金属の巨大な建造物の中」で暮らしている。

 

ガールは、空港からホテルに向かう。

ホテルで「展望台」のチケットを買う。 

展望台からみる景色は、複雑に増加していく建造物で、地面が見えない。緑もない。

 

展望台で仲良くなった「ジェリル」という男と軽く話す。トランターという建造物の中で生まれ育った住民たちは、屋外(展望台)に来たがらない、と教えてくれる。

 

ホテルの自室に戻ると、「ハリ・セルダン」がいた。

 

(確かに。ほぼ屋内で暮らし、限られた人しか会わない生活をしている私は、屋外が汚いとは思わないけど、電車やタクシーの乗車に抵抗がある。こうやって人間は弱っていくのだろうな‥。)

 

「ハリ・セルダン」は言う。「さっき君が会ったジェリルという男は公安だ。君を尾行していた。理由は、このトランターが5世紀後に92.5%の確率で滅亡すると、私が言ったことがバレたからだ。まあ、権力やな。」

 

ガールは、「ええ。」と驚く。

 

翌朝、ガールは公安に連れて行かれる。

ハリ・セルダンも逮捕されていた。

 

裁判がはじまる。

ハリ・セルダンは言う。「心理歴史学とは数学で導き出すもの。トランター滅亡は避けられないけど、それまでの暗黒期は短縮できる可能性がある。いろんな知識を記した銀河百科事典を作りたい。」

 

後日、ガールとハリ・セルダンは呼ばれて、関係者までと皇帝と話し合い。

 

皇帝は言う。「ハリ・セルダンの予言が正しいとして、今生きてる人間たちはトランター滅亡の五世紀後には死んでいる。つまり、滅亡と関係ない。なぜ、我々が心配せねばならんのだ。」

 

セルダンは「私はあと五年以内に死ぬけど、五世紀後に生きてる人間のことが気になる。それが人間だろうよ。」と言う。

 

皇帝は「死ぬか追放か選べ」と言う。

追放を選んだセルダンは、銀河の辺境隅っこにある「ターミナス」に、部下(数万人とその家族)を連れて、半年後に追放される。

 

半年後の追放に備えるために、セルダンと共に、セルダンの研究所に戻ったガールは事実を聞かされる。

 

「心理歴史学の計算で、ターミナスに追放されることは分かっていた。二年半前から出発の準備をしていたから、もう準備OK。私はあと1〜2年で死ぬ。銀河百科事典は後継者が引き継ぐ。」

 

はい、ここまでが第一章ですな。

読みやすくておもしろい。

 

そうか、数学で未来が分かるのか。

 

最近観た映画、スティーブン・キングの「サンキュー、チャック」でも、「数学は神」みたいなことが書いてあったな。

 

ハリ・セルダンの「心理歴史学」は、ある前提がある。

 

対象となる人間が、統計的に処理できるほど膨大な数であること。つまり、たくさんいること。

 

そして、人間が「自分たちの未来が予測されている」ことを知らないこと。つまり、未来知ったら未来変わる系。

 

ハリ・セルダンの心理歴史学は、「熱力学(分子の動きはバラバラでも、全体としての温度や気圧は予測できる)」に、近い考え方。

 

そこで気になる「量子力学」。

量子力学と心理歴史学には、こんな共通点がある。

 

量子力学は、 状態を測ろうとすると、その瞬間に「粒子の動き」が変わる。

 

心理歴史学は、未来を教えると、その瞬間に「人間の行動」が変わる。

 

めっちゃおもしろい。

 

そんな感じで、量子力学を人間に当てはめると‥「個人の行動を完璧に予測しようとすればするほど、その確率はぼやけてしまう」というジレンマになる‥。

 

つまり、

 

知的生命体が住む惑星の滅亡は、ハリ・セルダンの心理歴史学が適している。

 

生き物が絡まない物理現象(惑星の死)なら量子力学が適している。

 

ってことになる。

 

じゃあ、人間の心理は「人工知能」、惑星の予測は「量子力学」と協力すれば、セルダンみたいに予測ができるんじゃない?

 

って思うんだけど、どうなんだろう。

 

やっぱりそこでも「人が知ると未来が変わる」になるのか。

 

じゃあ、こうしたらどうだろう。

 

AI: 「このままだと30年後に食糧危機が起きる」と予測。

 

量子力学: 最適な気候条件と栽培タイミングを算出。

 

実行: 誰にも予測を公表せず、SNSのアルゴリズムや投資の誘導をこっそり操作して、世界中の人々が「なんとなく最近、農業がブームだよね」と思うように仕向ける。

 

こうすれば、人間は「自分で選んだ」と思い込みながら、AIの引いたレールの上を歩かされることになる。よって、予測を言うことなく‥あれ?予測は「操作される」になるのか。

 

うーむ。じゃあ、逆の「地球が滅亡しないように操作して」と最初から命令すればいいんじゃないか。

 

あ、そうすると「人間いらん」になるのかな。

人間は必須という条件も入れねばw

 

疲れたから今日はここまでにしよっと。