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日記

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イアン・バンクス『ゲームプレイヤー』4〜7章

2026 / 05 / 30  21:56
イアン・バンクス『ゲームプレイヤー』4〜7章

 

 

4.
ゲームに勝つことで「生き甲斐」を感じるグルゲーのために、四千年生きている親友のドローン「チャムリス」は、親友の宇宙船と連絡をとる。

親友の宇宙船経由により、「グルゲーがおもしろそうなゲームを探している」情報がコンタクトに届く。

「コンタクト」とは、外交・情報・他文明干渉機関(組織)。まあ、「外務省」と「CIA(中央情報局)」と「平和維持軍」をすべて合体させたような組織をイメージすると分かりやすい。

ちなみに、「コンタクト」の実権を握り、すべての作戦を立案・指揮しているのは、人間ではなく超高度AIである「マインド」と呼ばれる者たち。

グルゲーの生活も「マインド」と深く関わっている。(困った時にいろいろ聞いたり)

ある日、「コンタクト」の使者(ドローン)が、グルゲーの家にやって来た。

使者のドローンは、グルゲーが「アザド帝国で開催されるゲームの参加対象」になるか一方的に質問する。しかし、ゲームの内容は一切明かされず、グルゲーは怒る。

「コンタクト」から使者のドローンがやってきたことを知った「チャムリス」は、「コンタクトの行動が異様に早い。あまり関わらない方が安全だ」と長年の経験と違和感をグルゲーに伝える。


5.
宇宙船に住む民である、天才ゲームマスターの女性「ポップ」が、グルゲーの住むエリア(カルチャー)にやってきたので、グルゲーとゲーム勝負をする。

劣等遺伝子を持つドローンで、グルゲーの友達「モフリン」は、グルゲーにイカサマを教えた。そして勝負に勝った。


6.
翌朝、ドローンの「モフリン」はグルゲーに言う。

「わたしがコンタクトに帰れるよう協力しろ。協力しないならイカサマをバラす」

「遺伝子調整で再生能力を与えられ、オーバー・デザインされた心臓と、修正されたが分臓と、血塊を濃過された脳と、傷ひとつない歯と、完全な免疫システムを備えた、きみのようなヘカルチャー生まれの人間に私の痛みががわかるか?奴らは私の性格がキチガイという理由で能力を奪った。四肢を切り落とされたも同然だ。」

「きみの家を盗聴していた。コンタクト直々に会いに来ることは滅多にない。つまり、きみはコンタクトにとって、どうでもいい存在ではない。これを利用しない手はないんだ。」

グルゲーは、モフリンの要求(脅迫)を承諾した。

7.
コンタクトの居場所を掴むことができ、以前グルゲーの家にやってきたドローンと連絡がとれた。グルゲーは、「アザド帝国でのゲームについて本格的に知りたい、前向きに検討している」ことを伝えた。近日中に、コンタクトからドローンがやってくるだろう。

グルゲーの親友で四千年生きているドローン「チャムリス」は、何があったのか?と心配するが、グルゲーはイカサマの件を知られたくない‥という思いから秘密にする。

と、7まではこんな感じの話。

たぶん、これからグルゲーが行くであろう「アザド帝国」こそがゲームの基盤そのもので、グルゲーが「馬鹿げている」と言っていた、「財産・所有・地位・勝利」をゲーム(人生)に賭けること‥こそが、ゲームの内容なのかも。

作中のどこかに、「支配権力のために、種族内で戦争をする知的生命体は、核兵器や大量破壊兵器によって、何光年の旅(星間文明)になる前に滅びる。」みたいなのが書いてあった。

まあ、人間の本能である「闘争のエネルギー」をゲームに逃せる‥とか?

多分、「すべての闘争をゲーム(アザド帝国)に置き換える」ってことなんじゃないかな?